サーキット

タイムアップにもはや必須のGPSロガー|デジスパイスⅢ

サーキット走行において

スキルを磨いてラップタイム向上!!
装着した部品やセッティング変更のラップタイムへの影響確認

などをするには、データを収録することは必須と言えます。

ラップタイムをしっかりと計測して記録していくことは
当然のこととして、さらに有効なデータを収録して
解析していくことが、より短期間(短時間)で効率的に
スキルを磨いたりするうえで必須となっています。

筆者が現役でサーキット走行していた時代では、
自動でラップタイム計測するというのがせいぜいでしたが、
今はそれではラップタイムやレース結果の向上は望め無い
状況になっています。

冷静にデータを見極め、しっかりと解析して次の走行に
反映させていく、という繰り返しを地道に続けることが
求められています。

実際、サーキットの現場においても、「みんカラ」などでの投稿を
観ていても、どんなGPSロガーをどのように活用するか、
ということであり、「使うこと」が前提です。

どのGPSロガーを使うか

ラップタイムを自動計測する以外に、収録したいデータとして
挙げられるのは、

エンジン回転数
車速
アクセル開度
ブレーキライン圧
などがありますが、目玉となるのは
走行ライン

ですね。

どのデータが重要かというのは、状況によりかわるとも言えますが、

走行ライン
車速

は重要であり、データ収録しやすい項目と言えます。

エンジン回転数やアクセル開度、ブレーキライン圧、
さらにはステアリングの舵角、バイクであればバンク角
なども収録したいところですが、なかなか敷居が高いのが現実です。

そんな中で、比較的購入しやすい価格で、一定レベルの必要なデータを
収録できる仕様であること、そして何気に重要なユーザー数が多い
という条件を満たしているデジスパイスⅢを紹介します。

なぜユーザー数が多いということが重要であるかというと・・・

わかりますよね?

収録したデータを自分もしくは自分のクルマ/バイクの
変遷としてデータを蓄積していくのも良いのですが、

・他のドライバー/ライダーとの比較
・他のクルマ、バイクとの比較

というのがやりやすいというのも重要だったりします。

その比較をするうえで、同じロガーを使っているというのが
大きな意味を持つのです。

では、比較的購入しやすい価格ながらも、一定レベルの
必要な仕様を満たし、ユーザー数が多くて走行データを
比較しやすいデジスパイスⅢについて紹介していきます。

デジスパイスⅢの特徴

2015年7月の発売以降、ファームウエアのバージョンアップ、
解析ソフト/アプリのバージョンアップを重ね、現在に至ります。

税別4万円という価格が絶妙と言えます。

仕様は、以下のようになっています。

更新間隔:2Hz、5Hz、10Hz
(1秒あたり、2回、5回、10回)

測位精度:3.0m CEP
※CEP:確率誤差円(circular error probability)
50%の確率で表記された数値の半径の中に存在することを示す。

連続測定時間
5Hzモード 約8時間
10Hzモード 約4時間
2Hzモード 約20時間
(内蔵メモリをUSBにてPCへデータを転送)

動作時間:約11時間(フル充電、充電はUSB) 充電約3時間

本体サイズ:幅48.5mm×奥行37mm ×高さ15.5mm 重さ28g

本体がコンパクトで軽量なので、設置場所にあまり頭を悩ます
ことがありません。

デジスパイスのWEBにて、
「アナログのモータースポーツの世界に気軽にデジタルの
ノウハウを取り入れることで少ない予算の中でも効率的に
タイムアップすることができるようなオリジナル商品の
開発・販売を積極的に行っていきます」
と謳われています。

それが具現化したのがGPSロガーシステムDigSpiceⅢとえるでしょう。

少ない予算とされていますが、サーキット走行においては、
短時間、短期間でのタイムアップを目指す、または必要と
されるという状況にあるので、ロガーシステム、走行解析ツールは
もはや必須と言えるでしょう。

デジスパイス㈱の代表である田口さんは、全日本ラリーで
活躍されていた方なので、ドライバー目線で開発されたもの
であると謳われていることに納得できます。

デジスパイスⅢ 使用上の注意点

デジスパイスⅢを使用するうえでの注意点を紹介します。

計測開始30分前に電源投入する

正しい(精度良い)測位を行うために必要な衛星からの
補正情報を全て受け取るまでに約30分程度かかる。

カートやバイクの場合にはラバーなどで除震対策が必要

振動がGPSロガーへダイレクトに伝わっていると、
データが飛んでしまうことがあるので注意と対策が必要。

取り付け位置について

位置情報を精度よく取り込むためには4個以上の衛星からの
電波が必要です。
衛星とロガーとの間に金属などの遮蔽物が無い場所に
取り付けることで、より精確なデータを得ることができます。

クルマ屋根(ダッシュボードでも設置可能ですが、
位置精度低下の懸念あり)
バイクリアカウル
カートフロントカウル(角度に注意)

軌跡補正(移動)

軌跡(走行ライン)の補正を行うと、より精確な解析ができる
という話です。

GPSの位置データには誤差を含んでおり(どんな測定対象物でも
誤差はつきものですが)、それを補正することで精度を
上げたデータで解析が可能となります。

どんな誤差を補正するかと言うと、長時間経過すると、
位置が少しずつシフト(ズレて)しまうというこで発生する
誤差です。

つまり、前回(先週とか先月とか)のデータと今日のデータで
シフトしていたり、朝のデータと夕方のデータでシフトしている、
ということになります。

これは、絶対に動かないサーキット上のポイントにおける
GPSの位置データがあれば、それとGPS測位データと比較することで
GPSデータを補正することができます。

それを解説ツール上で実行する方法が「かんたん説明書」にて
紹介されています。

操作方法としては、非常に簡単な方法です。
ただし、実効性ある補正を行うには、実践的ノウハウが必要です。

説明書では「ご自身でクリッピングポイントを外さないコーナーを
目安にしてコース図と走行データを調整し、その対角線上近くに
あるコーナーでも再度確認することで比較的簡単に調整可能です。」
と書かれています。

データ収録中に、「絶対ここは通る」というポイントを決めておき、
それが解説ツールのコース図上でどこに位置するかを精度よく
把握しておくことが必要です。

で、解析ツールでの走行ラインが、「絶対ここは通る」という
ポイントをツール上のコース図にて通過するように
位置を解析ツール上で移動させ、位置情報を補正することで、
より精度よく走行ラインを確認することっができるようになります。

なお、「絶対ここは通る」というポイントは、2箇所以上ある
と良いです。
説明書では、「対角線上近くにあるコーナー」で、確認すること
で比較的簡単に調整可能とされています。

複数箇所、かつなるべく離れた場所で「絶対ここは通る」という
ポイントを設定しましょう。

何も毎週通る必要はなく、走行毎にそこを通過するようにしていれば
OKです。

コース図のグレーで描画されている部分が、コース上のどのあたり
なのかというのを、一度しっかりと把握しておかないと、
解析する時に迷いが出ると思うので、把握しておくことを
オススメします。

矢印の方向にコース図が動くということになります。
(走行ラインが動くのではなく、コース図です)

他のデータロガー選択肢は?

クスコが扱うBL-1000GTという製品がデジスパイスと同価格帯の
30,574円で2018年11月20日に発売されています。

寸法:81 x 48 x 19 mm
重量:69g
記録頻度:10Hz

詳しい情報が入手できていませんが、クスコが扱うということ
なので、一定レベル以上の商品であるということが期待できます。

解析ツール

GPSロガーの肝は、

GPSの精度だけでなく、解析ツールの機能や使いやすさ

にあります。
使っていると、それを強く実感すると思います。

マニュアルがしっかりと日本語で記述されていると敷居が
低いですし、仲間が使っていると心強いですよね。

どこで購入できるのか

デジスパイス3は、どこで購入しても、値段に差はないという
認識でいると良いです。
(と言いながらも、なぜか高価な設定のWEBショップもあるので、
注意が必要)
馴染みのあるショップとか、これからお世話になりたいショップとか、
そういうところで購入するのが良いかもしれません。
ただ、意外と取扱ショップが少ないというのがあります。

デジスパイスから直接購入することもできます。
ただし、送料が必要だったりするので、その点は注意が必要です。

馴染みのショップで購入するという以外であれば、
amazonや楽天などの通販サイトにて、送料無料のショップを探し、
賢くポイントも頂戴するというのが良い購入方法と言えそうです。
意外に高値で販売しているショップも存在するので、

定価:4万円+消費税

というのを覚えておきましょう。

DigSpice3の同梱物を紹介します。
・ロガー本体
・取り付け用固定テープ
・USBケーブル
・インストール用CD
・インストールマニュアル
・保証書

下にamazonと楽天でのページを紹介します。
★amazon:僅差で最安値

★楽天:ポイント含めると魅力的

YAHOOショッピングでも販売しています:記事執筆時点。
最安値は、どのサイトでも「ブートスポット」というショップです。
(あくまでも、記事執筆時点です)

こうなると、普段活用しているamazon、楽天などショッピングモールで
ポイントをもらって購入するというのが良いですね。

もう既にお使いとは思いますが、amazonならamazonカード、
楽天なら楽天カードで支払いをするとお得です。
(ポイント還元率勝負!!なら、もっと良い還元率の
カードがありますが)

筆者は、amazonで購入する時はamazonカードで支払い、
ポイントをもらってありがたく活用しています。

同様に、楽天で購入する時は楽天カードを使用し、
けっこう大きなポイントをもらって活用しています。

ポイントの大きさだけで言うなら、楽天がお得です。
が、送料を含めて考えると、amazonに軍配が上がる
ことが多いという認識です。

amazonカードは、表面上年会費(年10,800円)がかかるものの、
・プライム会員の特典を受けられる
・全国主要空港ラウンジサービス
・カード利用状況により年会費最大6,480円割引
というのがあります。

カード利用状況というのは、
・マイ・ペイすリボに登録
月々のリボ支払いの設定を実際に使うであろう額よりも大きくして、
実際にはリボにならないように設定しています
、筆者は)
・WEB明細書サービス利用
今は、郵送での明細書を受け取っている方が少ないと思うので、
WEBで明細書を確認するのは、問題無い方が多いと思います。
という条件です。

で、年会費が最大割引となると、
10,800 - 6,480 = 4,320 円
ということで、プライム会員の会費3,900円に近い額となります。

筆者は、送料やプライム・ビデオでメリットを感じて
プライム会員だったので、amazonカードを知った時に
ソッコーで申し込みました。
以来、もう何年もamazonカードを活用しています。

amazonでの購入で2.5%、amazon以外で1%のamazonポイント
つくので、これがなかなか大きいです。
しかも、自動でamazonポイントとして付与されるので、
「もらい忘れ」が発生しません。

ということで、もしもamazonで購入する機会が少なくない、
amazonプライム会員になっている、というのであれば、
Amazon Mastercardゴールド
を作って活用するというは賢い選択肢だと思います。

楽天カードは、年会費無料なので、楽天で買い物をする機会が
あるのであれば、作っておいて損は無いと思います。
もちろん、あまりクレジットカードを使わないという場合には、
既にあるカードを使うというのも手ではあります。

クレジットカードなどの決済手段を賢く選択することで、
色々と小さくないメリットがあったりするので、
そういったものをしっかりと活用して、限られた資金を
有効に活用していきましょう!!

補足:対応コース

コースレイアウトのファイルが提供されるコースを
紹介します。
(DigSpiceのWEB情報を転載しています:2019年3月21日時点)

北海道


十勝インナーナショナルスピードウエイ
北海道スピードパーク
白老カーランド
雨竜サーキット

東北


スポーツランドSUGO (プレミアムコース図)
スポーツランドSUGO 西コース
仙台ハイランドレースウエイ(プレミアムコース図)
エビスサーキット 東コース
エビスサーキット 西コース
エビスサーキット 北コース(コントロールラインなし)
エビスサーキット ドリフトランド スクールコース
リンクサーキット
青森スピードパーク
サーキットパーク切谷内
アトムサーキット
モーターランドSP

関東


ツインリンクもてぎ ロードコース (プレミアムコース図)
ツインリンクもてぎ 北ショートコース (プレミアムコース図)
ツインリンクもてぎ 南コース
筑波サーキットコース2000 (プレミアムコース図)
筑波サーキットコース1000 (プレミアムコース図)
袖ヶ浦フォレストレースウエイ(プレミアムコース図)
日光サーキット (プレミアムコース図)
ヒーローしのいサーキット
Apple formula land
オートランドテクノ
桶川サーキット
京葉スピードランド
サーキット秋が瀬 (プレミアムコース図)
新東京サーキット (プレミアムコース図)
茂原ツインサーキット ロングコース
茂原ツインサーキット ショートコース
ナリタモーターランド
トミンモーターランドAコース (プレミアムコース図)
トミンモーターランドBコース
榛名モータースポーツランド(プレミアムコース図)
本庄サーキット (プレミアムコース図)
ネオ・スピードパーク
Ks k circuit ケイズ ケイ、サーキット
フェスティカサーキット
イタコモータースポーツパーク
井頭モーターパーク (プレミアムコース図)
REON KIDS CURCIT (プレミアムコース図)
F.ドリーム平塚
中央サーキット藤野
南千葉サーキット
中井インターサーキット
クイック羽生
日本自動車大学校 NATSサーキット
丸和オートランド那須
ツインリンクもてぎ  第2ASTPコース
千葉北ポケバイコース

信越


伊那サーキット
モーターランドやまなし

北陸


日本海間瀬サーキット
タカスサーキット
おわらサーキット

東海


富士スピードウエイ レーシングコース (プレミアムコース図)
富士スピードウエイ ショートサーキット (プレミアムコース図)
富士スピードウエイ ドリフトコース
富士スピードウエイ カートコース カートコースショート
鈴鹿サーキット 国際レーシングコース (プレミアムコース図)
鈴鹿サーキット 南コース
鈴鹿ツインサーキット
新旧コース オートパラダイス御殿場(APG)
オートランド作手
キョウセイドライバーランド
スパ西浦モーターパーク
つま恋カートコース
Toyota Racing Park
幸田サーキット yrp 桐山
美浜サーキッ ト(プレミアムコース図)
モーターランドSUZUKA
YZサーキット((本コース、東コース)
瑞浪レイクウエイ (プレミアムコース図)
明智ヒルトップサーキット(プレミアムコース図)
交通教育センターレインボー浜名湖
白糸スピードランド
石野サーキット (2017年2月改修後)
大井松田カートランド

近畿


セントラルサーキット
北神戸サーキット
猪名川サーキット
近畿スポーツランド
たからづかカートフィールド
堺カートランド
名阪スポーツランド
琵琶湖スポーツランド
スポーツランド生駒
ライダーパーク生駒
キャピタルスポーツランド

中国


岡山国際サーキット (プレミアムコース図)
TSタカタサーキット 2014年9月改修後のコース図
ナチュラサーキット
中山サーキット 4輪
中山サーキット カートコース

四国


阿讃サーキット
カートランド四国
瀬戸内海サーキット

九州・沖縄

海外コース


DigSpiceのWEBでご確認ください(笑)

個人的に、走行したことがあるのは、

十勝インナーナショナルスピードウエイ
エビスサーキット 東コース
ツインリンクもてぎ ロードコース (プレミアムコース図)
ツインリンクもてぎ 北ショートコース (プレミアムコース図)
筑波サーキットコース2000 (プレミアムコース図)
筑波サーキットコース1000 (プレミアムコース図)
サーキット秋が瀬 (プレミアムコース図)
新東京サーキット (プレミアムコース図)
茂原ツインサーキット ロングコース
榛名モータースポーツランド(プレミアムコース図)
フェスティカサーキット
富士スピードウエイ レーシングコース (プレミアムコース図)
新旧コース オートパラダイス御殿場(APG)
瑞浪レイクウエイ (プレミアムコース図)

といったところです。
まだまだ、走行したことが無いサーキットが多数あるので、
色々なコースを走行してみたいものです。
鈴鹿は、観戦したことはありますが、走行はしていないので、
少なくとも一度は走行したいものです。

その時は、何かしらのデータロガーを使って、貴重な
走行時間を有効に使いたいものですね。

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